作業事例の紹介(ブログ)
2016年04月01日

ジャガー X350 XJ 冷却水漏れ修理

久しぶりの更新です。

今回はジャガーXJの冷却水漏れの修理です。

漏れ箇所はウォーターポンプから漏れていました。

この車のウォーターポンプはちょっと変わった取り付け方をしています。

一般的にはエンジン側に取り付けてあるのが多いのですが、この車はウォーターポンプの奥にプーリーが付いています。

また、ホースの取り回しもかなり特殊ですね。

早速取り外しに掛かります。

DSC05731.JPG

サクサクっとホースやらボルトをはずします。

DSC05735.JPG

写真が見づらくてスミマセン・・・

そしてはずしたウォーターポンプが

DSC05737.JPG

ち、血が流れています・・・

ではなくクーラントです。

ウォーターポンプの周りはピンクにコーティングされていますね。

これは全部クーラントが漏れて乾いた後です。

DSC05740.JPG

んでまたサクサクっと取り付け完了して、さてクーラントを入れて・・・って

これがまだ終わりません。

実はラジエータからアッパーホースをはずしたらラジエータホースの取り付け部が朽ちていました。

という事で中古のラジエータを手配して・・・

さて、取り外しです!

DSC05780.JPG

グリルやらシュラウドやらオイルクーラーパイプやらはずしていきます。

いろいろとジャマするものが・・・

本来はエアコンパイプなどもはずさないとダメっぽいのですが大参事になりそうなので (ただでさえ大参事なのでw)

そしてこれがはずしたラジエータです。

DSC05783.JPG

これではホースが固定できませんね

最近のラジエータは素材がプラスチックになってきているので古くなると硬化してボロボロになってしまうのが増えてきました。

今回は予算の都合上、中古で対応させて頂きましたが、中古だとまた同じことになりかねません。

まぁしばらくはこれで安心ですね。

 

それではまた!