故障修理/整備

負圧式キャブレターのダイヤフラムなど、今では考えられない構造で制御していたものが現代ではセンサーを多用して電子制御のコンパクトなシステムとなり、そのメカニズムを理解しなければ故障診断の段階で誤った方向へ進んでしまいます。

そして、次に必要なのは設備であり、工具類やリフトなど以外に診断機などを欧州用と米国用、国産車用と揃える必要があり、それらの運用においても知識と経験が必要になります。

例としてエンジンチェックランプが点灯して速度が上がらない、回転数が2,000回転より回らない場合に不調だから警告灯が点灯しているのか、それとも警告灯が点灯しているから回転数が上がらず速度が伸びないのか。

同じことを前から読むか後ろから読むかの違いにしか思いませんが、実はこの判断を理解できるかどうかで診断の順序が異なります。

エンジン始動時に、又は走行中にチェックランプが点灯した。
なにかいつもと調子が違う気がする。こんな症状でお悩みの際は、お気軽にご相談くださいませ。

また当店では、走行時の異音やハンドルに伝わる振動など、抽象的な症状への対応も得意としております。ある特定の条件でのみ発生する異音や、原因の特定が難しい場合でも、時間を掛けて出来る限り再現し、お客様と同じ悩みを共有して解決への道を導きます。