ルノー ルーテシア ヘッドライトが消えない!!修理と車検 検) 埼玉 修理 整備 外車 輸入車 車検
風が吹けば季節の変わり目。春もすぐそこですね。
こんばんは。戸締役です。
今回はタイトルの通り、ルノー・ルーテシアの修理事例のご紹介です。
クリオ3と呼ぶのですかね。3代目ルーテシアです。
まずは車検を、ということでご入庫いただきました。
気になる箇所や予防を含めた整備のご希望などをお伺いすると、何とヘッドライトが
消えなくて、普段は毎回バッテリーを外してます!と。
まぁ常時点灯式ヘッドライトと考えれば差し障りありませんが、何でしょうか、
お客様のお車とのCOOLな向き合い方には恐れ入ります。
だって、普通ヤバい!壊れた!どうすれば!って慌てません?
それでは早速点検から入りますが、ライトは点灯している=回路は基本的に
導通している。点灯・消灯の判断ができていない又はスイッチ関係の不良です。
今回は電気の流れる方向と逆順で探っていきます。
ヒューズ・リレーBOXまで辿りつきました。なんか怪しい。
絶対に怪しい。
焦げてますね。他に原因がないか、もう少し探ります。
もしかしたら新品交換後に同じ症状が発生してしまうかもしれません。
他に懸念箇所がないかどうか、確認の上、部品の注文。なのですが・・。
なんと国内在庫なし!納期未定との回答!
コロナの影響で物流(特に海外)が滞っており、いつ修理できるか明確にお客様へお知らせできません。
が、気長に待ちますよー。と優しいお言葉。本当に感謝いたします。
納品を待ってる間に、車検整備を進めていきます。ブーツ類の状態、ガタの有無など
修理と車検で総額どのくらいになるのか、ご報告するために少し急ぎます。
赤いキャリパー。こーゆーの見てしまうとキレイにしたくなっちゃうんですよね・・
なんて思ってたらイキナリ部品が届いた!って・・。既に3ヶ月経過してました。
仕方のない事ではありますが、とにかくお待たせしているのですぐに車検を取得して
お渡しするべきですが、ヒューズBOXの交換後にもう一度、暗電流など調べて問題がないか
確認し、残っていた油脂類の交換をしていよいよ車検です。
余談ですが画像はブレーキオイルを「圧送して」交換している作業風景です。
これは圧力をかけ続けながらフルードを排出する方法で、ABS内部を含めブレーキラインに
エアが混入するのを防ぐ意味で行っている作業です。
もっと細かい話をすると、使用しているブレーキフルードはSL6という規格です。
DOT4じゃないのか?という声も聞こえて来ますが、話がそれるのでまた次回。
今はルーテシアのご納車に向けて急いでるので。
だがしかし。ダガシカシ。
整備とは関係なくても、調子が良くなったりする訳ではないけども。
きっとお客様も気になっているかな?なんて考えたりして。
操る楽しさに溢れたMTのルーテシア。
これで毎回時計がズレてる問題も解決しました!
お待たせしてしまいましたが、ありがとうございます!